貴ノ富士の付き人へのパワハラ問題と進退の是非が盛んに問われてますね。そして、遂に双子の弟貴源治も引退すべきだと発言して話題を呼んでます。
暴力事件はこれで2度目であることもあって、またかよ!もう弁解の余地はないよ!と言う辛口の意見も当然ながら目立ちますね。
このところ、相撲界の不祥事は連発してます。その都度マスコミがことの次第を大きく執拗に報道し、やがて謝罪会見や進退発言が目立つようになり最終工程としてお決まりの〇〇界へ移るとか〇〇界から誘われているらしいとかの噂が飛び交うという報道の流れが構図が簡単に浮かび上がります。
まるで流れ作業のようにすっかり型が出来上がってるように見えてしまいます。
で、貴ノ富士の話題も後半戦とでも言うのでしょうか?弟の引退を促す発言がでたこともあって、この騒動の焦点が事件がどのくらい卑劣で被害者はどのくらい損害をうけてたかということから加害者や責任者の進退・進路へとお決まりのようににシフトしていくと思われます。
今回も相撲界からの去るのか?向かう先は格闘技の世界か?というこの関連の報道に定番の格闘技転職の仮説がとりざたされる時期にきているようです。略歴を見ると格闘技へ転ずることができる素質も十分ありそうですしね。
なんでもかんでも力士の暴力不祥事イコール格闘技への転身と考えてしまうべきではないと思いますが、可能性を追ってみました。
貴ノ富士の格闘技適正度は?
小中とサッカー、空手、バスケットボール、キックボクシング!!球技と格闘技をそれぞろ2種目ずつ熟すという偉業を成し遂げてます。
マルチプレイヤーですね。
22歳 185cm 142kg
体重は力士に限っての良好値であって他のスポーツでは??とは思いますが、それにしてもこれらの数字は申し分ないんだと思います。
格闘技への適性は大いにありです!
しかしながらもし転身するとして、可能性を阻む要因が2つあると思います。
先ずはそもそも本人が転身を望んでいるかということですね。今回の会見でも相撲を続けたいという発言が印象的でした。
そして、カッとなって手がでてしまう攻撃性に対する抑止力を強化することができるか
ということについての追及は最重要課題でしょうね。これは相撲界に残留するにしても避けられない課題でしょうが、特に凶器と化す格闘の技で喧嘩を仕掛け合うような競技に身を置くとなると絶対不可欠な条件でしょう。
これがしっかり備わってはじめて適性があることになるのだと思います。運動能力は抜群なのですから肉体を鍛え上げたように精神力、忍耐力、人を慮る力をつけるトレーニングにも鋭意励んでそこのところを磨き直して貰えるといいですよね。
格闘技界から誘いはあるのか
力士から格闘技へ転身するケースはこれまでもかなりありましたよね。日本プロレスの第一人者であるソラキチ・マツダや力道山をはじめ輪島大士、天龍源一郎、北尾光司等々数十人以上に及びます。良くあるパターンなんですね。
逆に他の格闘技から相撲界に転身する例はないんですね。何か逆方向は難しい壁があるんでしょうかね。そこもちょっと興味深いところではありますが相撲から格闘技への流れは定番のように存在します。
おっと、すみません。話が逸れてしまいました。
現時点では格闘技分野からのオファーが来ているという話は聞こえて来てませんね。やはり今は自戒の念を込めて
これからどのような歩みをするにせよ持って生まれた才能を基として体や技を鍛え上げることができているのと同じように人間力を鍛えることに注力してもらえるといいですね。
相撲界からは是非このまま力士として留まってもらいたいと言われ、他のスポーツ分野からも、是非ウチに来てほしいとお声がかかるような存在になってもらいたいです。
貴ノ富士これからの歩みは?相撲界残留なるか?
相撲界は相次ぐ不祥事に頭を痛めていて、今回の暴力事件を含めハラスメント撲滅に取り組んでいると思いますます。しかしながらただ単に措置をどうするかということだけだけでなく貴ノ富士、相撲界、スポーツ界、相撲をはじめとした各種スポーツファンの人たち皆がそれぞれの立場で互いに尊重し合いスポーツ愛を高めて、はつらつとした気風を日本のスポーツ界に広めていくことにも光を当てていける気風を築いていけたらいいのではないかなと思います。
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