卓球全日本選手権女子シングルス準決勝で早田ひな選手が対戦相手の伊藤美誠選手を下してめでたく決勝進出となりました。
伊藤美誠選手といえば女子ダブルスではペアでした。共に心一つにして奮闘の結果、大会三連覇を達成した仲で、一心同体のプレイは記憶に新しいです。
「昨日の友は今日の敵」と言うことわざがありますが将にそれが当てはまるようです。今回の準決勝戦では盟友がライバルとなり、よく知り合っている同志が互いを打ち負かし合うということですから見方によってはなんとなく心が痛むような試合の場でもありましたね。
勝利した早田ひな選手と敗れた伊藤美誠選手それぞれ心中は如何なものだったでしょうか。
共に戦ってきた盟友の勝利を祝福する思いが勿論あると思いますが、今回の決勝で頂点にたつ争いの相手であったわけで大事なパートナーから攻撃され敗れてしまった
悔しさや恨めしさなど皆無ではないことと思います。胸中を探ってみました。
早田ひな•伊藤美誠それぞれの涙に込めた想いとは?
試合直後、2人それぞれが涙を流しました。涙の意味は少しずつ異なることでしょう。
一言でいえばうれし涙と悔し涙でしょうか。勿論相手を思う涙という部分も多少は含まれてたでしょうがほぼ自分に泣いていたと思います。伊藤美誠選手の涙には多少なりとも
悔しさや恨めしさ、惨めさも
含まれてたかと思います。しかしながらもうこれ以上はないと、力を出し切った各々の涙でもあったと思います。その意味合いが強い価値ある涙だったと思います。
勝者の嬉し涙、敗者の悔し涙という単純なふるい分けに留まらずどちらの涙もこれから更に奮起するマインドの表れだと思います。
早田ひな•伊藤美誠は犬猿の仲!?
2019年の上月スポーツ賞を揃って受賞した際の2人の息の合ったインタビューシーンが印象的でした。仲のよさが沸々と伝わってくる印象でしたね。
今回の準決勝戦をむかえるまでは互いにたいし敵対するシーンなど想像できないしっかりと組み合わさった間柄を誰も疑う余地がない黄金ペアと感じました。
そんな2人が戦うというのはある意味残酷な気もしました。この戦いで勝者、敗者と立場が分かれたことでこれまで良好だった2人の関係は変わってしまったのでしょうか。
日頃はパートナーであるという仲間意識をかなぐり捨てて犬猿のように睨み合うスタンスはあったと思います。
互いの打ち合いは容赦なく火花が炸裂してましたからね。
練習試合など、日ごろの技術錬磨•精神力向上のために仲間同士が戦うのはよくあることです。
アスリートとして持てる才能を十二分に発揮し、パフォーマンス力を維持向上する為に、敬愛する仲間同士の間でも鉄が鉄を研ぎあうような切磋琢磨の場面があります。
今回の戦いはこれから更なる高みを目指すための登竜門であったに違いありません。
早田ひな選手の快挙は早速にスポーツニュースを飾っており、対戦相手の伊藤美誠選手に対しても「美誠の存在があったからこそ優勝を手にすることができた」と感謝の意を表してます。
一方の伊藤美誠選手も今回は早田選手の方が上回っていた。
押され負けした!
負けてよかったと思わないけど、負けたからこそまた頑張れることもあると発言して敵対した早田選手の実力を素直に認め、励みにしたいという心中を語ってます。
拳闘を称えてますし、それぞれが自分との戦いがありペアとなってもそれぞれが自分の片腕と意識した上でのそれぞれに対するチームとして勝つための挑み合いというのがあるものだと思います。
今回の試合は大きな一区切りに違いありませんが最終ゴールではないです。
これからも2人は手を取り合って新たな挑戦をしていくと思います。
「勝った!どんなもんだ?!」
「負けた!悔しい!あいつ許せない!!」
という思いがそれぞれにほんの一瞬は過ったとしてもその思いはこれまでに築いてきた固いペアとしての絆、連帯感、信頼関係によって中和されていると思います。
その絆は益々に強くなっているのではないかと思います。それぞれが気持ちを
切り替えて次を見ていることと思います。
まとめ
今般の全日本選手権においては早田選手が相棒でもある伊藤美誠選手を下した結果となりましたが、息つく間もなく海外の試合が待ってますし、東京オリンピックも待ったなしで迫ってきてます。日本の女子卓球を担う主要な2人でありその絆が固いことは疑う余地もありません。
これからも競い合い励まし合い、互いの健闘を称え合いながら、日本の卓球界を盛り上げていっていただきたいですね。
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