テニスの全豪オープン開催2日目に大阪なおみが中国のジェン・サイサイ選手と対戦して勝利し、3年連続で3回戦進出の快挙をとげました。持てる力を遺憾なく発揮した内容の濃い試合でしたが途中の第2セット第3ゲームでバックショットミスによって相手にブレークを与えてしまった際、感情の収まりがつかずにラケットとボールを叩きつけ、更にはラケットを蹴とばしてしまいました。
このシーンでは試合会場ではあちこちからため息が聞こえ、ショックとガッカリムードが漂いましたた。夜のテレビニュースでも大々的に取り上げられてましたね。
結果的にはここから我に返ってストレート勝ちを収めたのですが今回のゲーム中における粗暴について今後テニス界で活躍する上で何らかのペナルティーは科せられたりハンディを背負ったりはしないのでしょうか。調べてみました。
過去対戦相手のラケット叩き•蹴飛ばし行為の記憶が引き金に?
これまでに大阪なおみが対戦した相手選手が自分のミスに苛立ち、ラケットに危害を加えたケースがありました。
昨年の全米オープン決勝における出来事です。
対戦相手は女子プロテニス界の最高峰として名高い強豪セリーナ•ウィリアムスでした。風貌が大阪なおみと似てるとも言われその点でも話題になりましたね。
ですがこの時ばかりは親愛ムード無縁で両者火花散る戦いの場を繰り広げて睨み合ってました。
結果は大阪なおみ圧勝となりましたが、ポイントを取られたセリーナは思うようにプレイできない苛立ちから
ラケットを地面に叩きつけてこわしてしまい警告が
与えられました。
あとからセリーヌは大阪なおみに謝罪の手紙を書いています。双方共にこのときのことを引きずってはいないとは思いますがこのときのセリーナの大阪なおみから得た悔しさをラケットに当たる姿が記憶が刻銘に刻まれえていて同じ境遇に立たされて蘇ってもおかしくはありません。
破壊メモリが脳裏に組み込まれて同じ状況になった時スイッチが作動した結果かもしれません。だとすれば今後はそのスイッチのストラッパーの設置がテーマの一つになりますね。
メンタルも丹念に鍛え上げて来てますからここはもうひと頑張してプレイだけでなく
怒りを抑える力も磨いて貰えるといいですね。
心の中で爆破してしまうのは誰しもと思いますがラケットに持っていかないようにメンタルを操縦してもらえたらと思います。
ペナルティーはあるのか?今後ラケット蹴りは避けられるか?
今回の行為については違反とはならないという見解も見聞きしますね。この試合で実際に主審も違反を取りませんでした。
これまでの類似事例としてはかつて某試合で優勝したプリスコバ選手が2回戦かどこかでラケットを叩きつけた時、コードバイオレーションで警告を取られています。
ラケット破壊で3000ドル(約33万円)の罰金をとられています。そのような事例があります。
前述のセリーナも2019年9月にラケットを目いっぱい地面に叩きつけたときには相当の酷評が世間に響き渡り汚点を残しました。
しかしそのあとの猛省と結果をだすことへの執念で汚名挽回をはたしてもきてます。
大阪なおみも今回はしっかり結果を出していることもあり、ラケットを蹴ってしまうほどの入れ込みようが評価されこれからに期待する追い風が吹いています。今後の選手生命に影響がある状況ではないようです。
まとめ
もう既に次の試合に駒は進んでます。戦いはまだまだ続きます。とにかく大阪なおみは強い!生まれ持った才能もあるでしょうがここまで何年もの間数々の激戦を勝ち抜いてきてる精神力・打たれ強さも並大抵のものではないです。自分との闘いにも敗れることなくラケットを握りコートに挑んでずっと結果を出してきてます。今回の試合もラケット蹴りの不評や指摘にも勝る高評価がされています。若干取り乱してしまったもののそのくらい極度の緊張感のなかで耐え忍んできていつもファンの期待に応える結果をだしてきていることが伝わって同情する声・応援する声も沢山聞こえますからね。省みるべきは改めてもらい今後の奮闘に期待しましょう。
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