プロ野球ドラフト会議は10月17日に迫って来てます。どの球団が誰を指名し、誰がどこに入団することになるのか日に日に気になる度合いが高まってきていますね。
とりわけ今回注目の的となっている1人が最速163キロという前代未聞の豪速球を記録した17歳の高校球児、佐々木朗希投手の入団先ですね。入団した球団カラーは豪速球を携えた若き怪物プリンス投手の存在によりガラッと変わるのではないでしょうか。
仮にこのところ他球団とくらべ成績があまり芳しくなくやや話題性が乏しかった球団に入ったとなると、その球団は瞬く間に渦中のチームとなるでしょう。佐々木投手の生い立ちやこれまでの功績と活発になってきているドラフトに対しての各球団の取り組みを見ながら動向を追ってみました。
日本ハムファイターズ入りが有力視される理由
DeNeやオリックスが佐々木投手との面談に踏み切りましたね。球団はこれからのヴィジョンや戦略•戦術、育成プラン、トレーニング方法、待遇などに
ついての熱のこもったプレゼントをバンバン直球で投げかけた様子です。
本人の心中如何に?
ここ数年間を振り返ってみると大型新人たちは登竜門であるかの如くに日本ハムフィターズのユニフォームに袖を通してますね。
同じ岩手県出身で8歳年上のMLBロサンジェルスエンジェルスに所属する大谷翔平選手はかつて高校卒業後に日本ハムフィターズへ入団してます。更に年上の先輩で大谷翔平選手にとっても先輩であるMLBシカゴカブス所属のダルビッシュも高校卒業後日本ハムファイターズに籍を置きました。
若くして野球界を圧倒する大型新人への磁力は随分と日本ハムファイターズにあるようにも思えます。今回も同様に日本ハムファイターズがこの大型新人を獲得となるのでしょうか。球団側は佐々木投手一押しと考えているも、面談などはやらない姿勢のようです。
強気?!
同球団の一塁手•左翼手として活躍する清宮幸太郎選手も2017年に面談など無しでドラフト1位で入団を果たしています。そういう過去事例もあるので今回もイチイチラヴコールを送らなくても球団が宿している磁力で引き寄せるスタンスがでしょうか。ことドラフトにおける戦いに関しては、
戦わずして勝つ?
ってことでしょうかね。
佐々木朗希投手本人にとって本命は?
意中はどうなんでしょうかね。これまでの佐々木投手の生い立ちや功績とドラフト前の野球界の動きから今後予想できる展開を探ってみました。
佐々木朗希投手の真意は
先日、某テレビの記者会見で佐々木朗希投手本人は入団先は拘らない、ご縁をいただいたのであればどの球団でも入ったところで全力を尽くす宣言を真顔でしてましたね。どこか特定の憧れている球団に属することが目的でなく与えられた環境で野球そのものに身を投じて結果を出していきたいという純粋な気持ちの表れだと思います。
一方で特定のチームにまったく拘らないのかというとそうではないようです。大阪桐蔭からの誘いを断りそれまで在籍してた地元オール気仙にとどまった話は有名です。
そしてその理由も、
一緒に苦労奮闘して頑張ってきた仲間たちと野球がやりたいから!!
ということでした。自分を育ててくれて切磋琢磨してきた仲間や地域に恩や愛情を強く持っていることが伝わってきますね。
天賦の才能、良い意味でも負けず嫌い、啓発力と言った要因が満タンに備わっているばかりでなく人を大事にする人格者ですね。
入団先に拘りはないようです!
場所を選ばず。いずれも拒まず。父親も兄も厳格で幼少期から心身を鍛えられていた上に、東日本大震災で家がは被災し流され、父親は他界。そんな修羅場を乗り越えながら身につけてきた野球に対するピュアで真っ直ぐな姿勢、
直球マインド!!
それをヒシヒシと感じます。彼は最速163kmのストレートだけでなく、130kmを記録するスライダー、110km代のカーブやフォークボールなどの隠し球も巧みに操る打者泣かせの投手ですが、野球道に対する姿勢は直球勝負のようです。
まとめ
どの球団に入ることになっても、そしてそこに長く留まるとしても、何処かに移籍することになっても、その場所場所で偉大なる一石を投じてもらえるといいですね。技と心がこもった一球一球で野球界がこれまでにない程の躍動感に湧き上がることを期待したいですね。応援していきたいと思います。
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