建設キャリアアップカード審査は資格や勤務実績の差で落ちるの?(業界人裏話)

建設キャリアアップカードを取得するために避けて通れないのが申請と審査です。審査って聞くとなんかドサっと重たいものがのしかかった気分になりませんか?

私自身も審査とか試験とか検査とかっていう言葉が恐怖です。
できれば関わりたくない事柄ですね。

建設キャリアアップシステムカード取得のための審査と聞くと、何を審査されるのか?自分が持っている資格やこれまでの職務経歴で審査に通過できるのか?合格率はどのくらいなのか?とても気になりますよね。

そこで、一体どんな事柄が審査されるのかを説明します。

 

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審査される内容について

建設キャリアアップカードを発行するための審査は、申請内容に間違いがないかを確認するものです。

なので確認申請者が持つ

資格レベルや職務経歴の内容によって落とされることはありませんよ。

申請者本人の身分証明、社会保険加入状況、所有している資格を正しく伝えることができれば審査は通ります。

落とすための審査はしてません!!

別の言い方をすれば申請者本人の身元確認と社会保険加入状況、所有資格の証明ができるものを漏らさずしっかり準備して送っていただく必要があるということですね。

 

それと、どうやらあまり知られてないようですのでここで申し添えておきますと、建設業に直接関わる技能者や事業者だけでなく、建築材料の運搬業や現場の交通誘導に携わる方も申請できるんですよ。

直接的な建設業の職種ではないから無縁ではないか?申請しても審査に落ちると考えている方も結構おられるようですが、

そんなことはありませんよ!

申請大歓迎です。該当される方は是非取得していただき大いに活用していただきたいと思います。

 

 

 

それでは審査を受けるために必ず揃えるべきモノをまとめてお伝えしますね。

先ず、

運転免許証マイナンバーカードをご用意ください。

顔写真がある身分証明書が必要になるんですね。

外国籍の方は在留カードもしくは特別永住者証明書のどちらかをご用意ください。

もしこれらのものがない場合は

パスポート顔写真なしの公的身分証明書
(健康保険日雇特例保険者証、公務員共済組合の組合員証、宅地建物取引主任者証、生活保護受給者証等)を揃えてください。

更にこれらがないときは、

住民票健康保険証年金手帳ねんきん定期便雇用保険被保険者資格取得確認通知書印鑑証明書

いずれか2つをご用意いただき窓口に申請にいらしてください。

窓口ですよ!

顔写真付きなしの身分証明書で申請するので

>Webや郵送ではなく窓口です!

Webや郵送で申請されてこられるケースもないわけじゃありません。

前述のように落とす審査はしない方針なので、

なんとか通す方向で審査を進めようとしてます。

ですが、窓口のようにご本人がいるわけじゃないので確認にかなりの時間を要することになるし、結局必要な確認ができず審査落ちとなってしまうことが多いんです。

なので原則はご本人に窓口へ行って手続きしていただいておりますし、そのほうが早くてラクです。

Webや郵送で不備扱い、再申請となってしまい、二度手間になっちゃうのは避けたいですからね。

 

 

次に、

申請料金払い込み受領書本人の顔写真お持ちの資格証の写しご用意くださいね。

沢山の資格をお持ちの方ですと資格証の写しは枚数多くて準備が大変かと思いますが、価値ある沢山の資格が1枚のカードにすっぽり収まる便利さを得るために頑張ってくださいね。

これらが、審査に通過するために必須のモノとなります。
正しく揃えて審査を受けてくださいね。

 

 

次に、

揃えるに当たって注意すべき点をお伝えしますね。

 

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審査で落とされないための注意事項

 

審査で引っかかってしまう原因は、

書き忘れ書き方や画像の間違い、コピーや画像の不鮮明申請内容と事実との相違の4つです。

掘り下げて細かく説明しますと、

1.申請書の所定ルールから外れた記載及び誤記入
2.申請料金支払いシールの申請用紙への未貼付
3.写真未貼付
4.画像やコピーの不鮮明
5.各証書の事実との不一致、
6.郵送時に一つの封筒に事業者請と技能者申請を混在させての送付、原紙や指定外のモノの封入(混入物とみなされる)

これらがあると審査落ちで、申請やり直しとなってしまいます。

 

 

顔写真のことは別記事でも説明してますので細かい点は省きますが、指定のサイズ(4×3.5mm)で真正面から髪の毛含む顔全体がはっきり写っているものを申請用紙一枚目に貼付してください。

これが大切な点で、以外とミスってしまってる人が多いので気をつけ下さいね。

 

写真や資格証の送付形式ですが、

Web申請ならJPEG形式で画像データを作成して指定された箇所に貼付して送信してください。

JPEGの形式以外ですと審査システムで認識できなくて不備扱いで落とされてしまう場合がかなりあるのでご注意くださいね。

郵送でしたらコピーを用意して送信することになります。

間違っても原紙や現物そのものを送らないようにしてくださいね。

 

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まとめ

建設キャリアアップシステムのカード申請は、揃える書類や記載項目が沢山あって面倒であることは確かです。しかしながら、そこのところさえ辛抱強くやれさえすれば、審査は通ります。

正しく申請書類を整えることだけに気をつければ、審査に通るために新たな建設業界の専門知識を習得しなきゃならないとかそういうことはないんですよ。

ましてや今より高度な資格取得や勤務実績をもっと得てから申請しようとかと考えて申請をもっと先に伸ばそうとかってする必要は皆無です。早く審査を通過して早くにカードを手に入れてしまうに限ります。

カードデータの修正や新たに取得した資格の追加はあとからいくらでもできますからね。審査を怖がらずに安心して申請して下さいね。

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