建設キャリアアップカードを高齢者・未成年者が取得する際の注意点

   高齢者や未成年の建設技能者が建設キャリアアップシステムのカード
を取得することは出来ないのかというお問い合わせが俄かに増えて来て
ます。
 先日、70歳を超えたベテラン技能者の方が10代のお孫さんが一緒に
カード申請をしたいというお問い合わせを受けました。
ご自身は世に言う定年を過ぎた世代で、お孫さんは10代の未成年者と
いうことで、果たしてカード取得ができるのかを確認したくて連絡を
くださったようです。

人手不足や高齢化を問題視されている建設業界ではありますが、若年
層で建設業に意欲的な人やご年配でもパワフルで経験活かしてこれか
らも更なる飛躍を考えてる方も確実におられるということですね。
大変喜ばしいことだと思いますよ。

建設キャリアアップシステムカードは未成年者も高齢者も特に変わるこ
となく

 

 

普通に取得出来ますよ

 

 

ご安心下さいね。

未成年者・ご高齢者が建設キャリアアップカードを申請していただく
際に追加で必要となる書類や注意すべき点を説明しますね。

 

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建設キャリアアップカード申請受付・発行部署における   未成年者・高齢者の年齢区分

 まず何歳以上・何歳以下を未成年や高齢者と定めているのかを説明し
ますね。建設キャリアップカード運営をしている国交省と一般財団法人
建設業振興基金基金ではカード申請受付・発行にあたって20歳未満を未
成年者、60歳以上を高齢者
と枠に設定されてます。
よく18歳以下と65歳以上というのが一般的という見方もあって、その基
準で申請条件のお問い合わせをうけことがあります。
未成年や定年の定義として18歳と65歳という線引きもありますからね。
建設キャリアアップシステムではもうちょっと枠を広げていて、20歳未
満が未成年者、60歳からが高齢者と位置付けているんです。

該当する年齢層の方々も現役世代の方々と同等に、申請時の注意事項を
念頭において、是非ともドンドン申請をして頂きたいと思います。

 

 

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申請時の付帯条件および注意事項

 20歳未満の未成年者の申請にあたってはご両親・後見人などの法廷
代理人の方がいることが必須条件
なんですよ。成長過程の年齢でもあ
ることから生活を支え健全な育成をサポートする人が備わっているこ
とが条件となっているわけなんですね。
法廷代理人の方の免許など身元証明ができるものと30日以内の戸籍謄
本原本のコピーが必要となります。 そこがちょっと面倒ですね。
でも持ってしまえば建設業界の通行手形のようなカードなのでとても
便利です。
どうせなら早いうちからカードをゲットして有利に使っていくに越し
たことはないですよ。毎日電車通勤するなら定期券がお得なのと似て
ますね。
   
 60歳以上の方は申請に際して特に追加で必要になる書類などはありま
せんよ。既に自活されていて長い歳月をご自身で生き抜いてこられ、
建設業での経験値も高いベテラン世代に関しては法定代理人をたてる必
要はありません。
付帯条件がなく、むしろ申請料金が割引になる特典があるんですよ!
申請料金が2割引きになってます。
郵送ですと通常2,500円が2,000円になります。
長年のご功労に敬意を表する意もあり割安価格が設定されてます。この
カードを割安で入手いただき建設業界をはじめとして各産業分野におい
て一般的な60歳定年でリタイアという概念にとらわれず、これまでのご
経験を以って最適条件でバリバリ働いていただきたいです。そしてどん
どん若年層の指導もしていただけると嬉しいです。

 

 

 

無限の可能性を持つ未成年者と経験豊かなご高齢者は共に今後も変わる
ことなく建設業界では貴重な存在であり続けると思います。付帯条件・
注意事項と特典を知って頂き 是非ともカードを上手に取得・活用してく
ださいね。

 

 

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まとめ

 年齢を気にすることなく働く意欲のある方が持てる力を十分に発揮で
きる仕組みの拡大がどの産業分野においてもますます必須課題となると
思われます。

特に建設業界は若い働き手が不足し、高年齢層に依存する現状が顕著に
あらわれてます。建設キャリアアップシステムカードは未成年者・高齢
者含むどの年齢層の方々でも取得可能であり、日々のご活躍やキャリア
アップの大きな支えとなります。持ち主のキャリアすべてが名刺サイズ
にコンパクトに収まってて行動をいつも供にしてくますよ。

大いに活用していただき、幅広い年齢層の方にご活躍いただけることを
切に願います。
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