建設キャリアアップカード申請 Webと郵送どちらがイイ?(難易度比較)

公式サイトにも記載されていますが申請方法には、Web入力、郵送、最寄りの窓口申請の3通りの方法があります。

ネットへの入力か?手書きで申請書を完成させて郵送・窓口提出をするか?大きく分けるとこの2つのやり方があるわけです。

抜きん出てベストな方法はなくそれぞれ一長一短です。なのでパソコンをお持ちかどうかや、窓口が近くにあるかなど生活スタイル・環境や馴染みのやり方を選んでもらえればいいのかなと思います。

料金や審査でNGとなるポイントがかなり違います。NGポイントは 別の記事でまとめて説明します。

ここでは申請する時のやり方とそれに伴う難点を中心にそれぞれのメリット・デメリットをお伝えしますね。

 

Web申請のメリットデメリット

パソコンやスマホ、アイパッドなどネット環境がある方はこちらが断然おススメです。

手書きや写真ノリ付け等々の面倒が一切ありませんからね。料金もダントツ安いですし。

手間や料金を考えたら迷うことなくこちらですね。実際応募者の7割近くがWeb申請を選んでます。

ところがです!
思わぬところに難点ありなんです!申請者が打ち込んだデータがそのまま審査部署に流れます。文字や数字の間違いや、入れ忘れなどの入力ミスに気付いても、それを修正することはデータの改ざん行為となってしまいます。

従って審査部署は受信したデータについて、当然ながら何も手を加えることは出来ません。

たった一ヶ所、年号の記入を間違えてたり、抜けがあっただけで、

止む無く一発不合格、再度、料金を払ってゼロからのやり直しとなってしまいます。

せっかく高効率・割安の申請方法だったのに、倍かかってしまうことになりますね。其処へ行くと手書き申請書類の審査はやや寛容です。見え消しや補記という裏ワザが使えるからです!申請者の直筆を消してしまうことなく、残したままで上から修正したり、不足を加筆出来るのです。入力されたデータを修正するには消去、再入力となってしまうので、申請者の入力内容を抹消してしまうことのなります。繰り返しになりますがこれはデータの改ざんになってしまうので不可です。融通が利かないわけです。
泣けますね。

 

手書き申請のメリットデメリット

一方、手書き、郵送・窓口申請はというと、前述のとうり多少の不備はこちらで補えるわけです。たとえば、異体字。高と髙、沢と澤、埼と﨑などですね。

たとえば高沢崎(タカサワザキ)さんという方が申請者だとして、本人確認書類には髙澤﨑と記載されているのに対して、申請書は高沢崎となっていても手書き書類ではOKとなります。

さすがに鷹佐和先と書かれていたらNGになってしまいますが(笑)。

申請書には応募日付の記載欄があります。

webもそうなんですがここは、申請年の西暦4桁、月で2桁、日で2桁を入れるようになってます。

△△△△年△△月△△日
このように記入することになります。たとえば今年度の4月1日なら2019、04、01と入れるわけですね。

もし月と日の2桁目に4月1日の4と1の数字を入れてしまったら4△月1△日というように1の位が空欄の表記になりまよね。

webだとこれでアウトです。

40月はないだろうと推測できても1日なのか10日なのかはシステムで判別ができないからです。他の書類から仮に類推して1日だろうと予測がついても、データ修正は申請内容を抹消してしまうので改ざんとみなされてしまうので出来ません。

手書きですと、他の書類から10日ではなく1日とわかれば見え消し上書きで桁間違いを修正した記録を残してセーフです。融通が利くわけなんです。

ただし、21ページに及ぶ申請書をすべて手書きです。とりわけ払込証明書や写真の糊付けをする申請書1枚目は要注意です!!我々審査受付では糊付けの恐怖と称してます。

ノリがほかの書類や封筒にくっついてこちらに到着するこちも随分とあります。

まさかそれほど過剰なノリ貼りをした覚えなどないのだと思いますが、開封したときにしっかりと貼り合わさり、無残な状態になっていて懸命にひとつひとつを分離を試みても叶わず、止む無く不備レターをお届けし、やり直しをしていただくことになってしまいます。

こうなってしまうと痛手ですよね。不備レター送る私たちも痛みを覚えます。なので同封のときに、急ぐ気持ちを抑えて糊は完全に乾くまでは同封しないようにするとか、1枚目だけは最後まで封入しないでおくとか、細心の注意を払ってもらえればいいかなと思ってます。

手書き書類の準備や郵送に手間がかかりますが、こういう点を気を付けていただければ、こちらへの到着後は可能な限り、審査失格にならないように手作業によって善処することができます。

まとめ

このように一長一短なのですが、Web環境をお持ちの方はコスパを考えれば、データで申請されるのが良いと思いますが、入力即送信ではなく、きっちり一字一句見直しましょう。

出来るなら近親者の第3者目線でも間違い箇所は絶対ないという確信ができるまで点検してみることをお勧めします。手書きは面倒ですが、送達さえしていただければ、ある程度は補記・補完でます。

ノリ付けと併せて消しゴムや無関係な書類などを混ぜないように気を付けてください。これも場合によっては失格要員になります。

このあたりを気を付けていただければと思います。Webは誤入力要注意。郵送・窓口申請は糊付けと不要物の混在を注意する。ということで、ご自身のスタイルにあった方法で申請をしてくださいね。

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